たまねぎのいろいろ

たまねぎには多くの品種があります。
収穫時期の違いによって
大きく3タイプに分類できます。

  • 早生(わせ)
3月から5月に出荷。
新たまねぎと呼ばれる。
甘みがあり、みずみずしく、
柔らかで生食に最適。
水分量が多いため長期保存は不向き。

  • 中生(なかて)
5月から7月に出荷。
甘みが強く、柔らかで、
生でも美味しいが、
加熱すると甘みが強くなる。
新たまねぎとしても出回りますが、
乾燥させて茶色い皮のたまねぎとしても出荷される。
風通しの良い場所である程度の
保存可能。

  • 晩生(おくて)
6月から翌年3月まで出荷。
玉ねぎ小屋や倉庫で乾燥させ、
長期保存可能の茶色い皮のたまねぎ。
流通期間が長く、入手しやすい。

たまねぎの効能

たまねぎに含まれる硫化アリルは、動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進し、血液をサラサラにする作用があります。

また、胃の消化液の分泌を高め、胃の働きを改善し、食欲を増進させる作用があります。

さらに、たまねぎに含まれるケルセチンは、抗酸化作用があり、がんや老化などの予防になります。